梅雨がたまらなく大好き奴

梅雨が1年の季節の中で1番好きなのです

 

こんな事を言うと変な奴扱いされるのだけども(いや別にもう大分変な奴なんですけども

梅雨が嫌いな理由って

 

「~するのがめんどくさくなるから」

 

ってのであって

学生であったり、社会人であったりしたらかなりそうなんだろうけど

 

フリーダム社会最底辺糞糞人間なんだし

別に嫌う理由ないなって

想い出したら嫌いじゃなくなってきた訳で

 

 

別に人に会う予定もないし

会社に行ってもいいし別に行かなくてもいいし(いや行かなくちゃはいけないんだけども

ずぶ濡れになっても別にいいし傘をさす理由も特にない

ハゲるとかきたないとか別にどうでもいいし誰もワイなんか見てはないし生命体として終わってるし

 

どーーーーーーーーーーーでもよくなった時

すごくいい季節だなあって気がついたのである

 

寒かったり生温かったり、草木や虫がこれからがんばるぞーって感じがして

これからさぁ1年さんががんばりますかぁーって勢いを感じることができて

 

「嗚呼、やっと1年の本気が始まるのか」

 

そんな気が、なんかお祭りの前夜みたいで好きなんだよな

お祭りが始まってしまうとカンカンとデンデンが煩くなってかなわんのだけども

 

 

この季節の雨のしとしとは楽しい

しとしとと降っては気温が上がっていく

冬場にしとしとと降るのは傷口がしくしく痛むというか

だんだんと寒くなっていくんだなぁ

もう終わりなのかと

そう思うと

 

何もしなかったな また無力だった と思い知らされてしまう

 

特に訳も無く好きだった人に謝りたくなる(きっしょ

頑張れませんでしたとそいつらに言ったところで嘲笑しかされんのだけども

 

これから気温が上がっていくしとしとは

寝転びながらその音を聞いていると心地いいリズムのように聞こえてくるのだ

心に余裕ができているのだろうか

でも底辺糞糞人間なのだから確実に幻覚をその時知覚しているのである

 

この季節の雨に「心に余裕が出来ている幻覚」を見るのである

 

怖いですねぇ

雨が降っただけでキマる男って怖いですねぇ

 

現実は

うっひょー雨だ!って外の世界に出て来たミミズと同じで

出過ぎた為にその後日に焼かれて後悔するのでした

 

終わってしまった終わってしまった

あんなにも寒いも暑いもカオスってて半そでで雨に打たれても別に良かったあいつはもういない

いないんだ

 

みんなが一生懸命生きてる中を

傘もささずに自分の「「どーーーーーーーーでもいい」を謳歌するこの季節も終わってしまうんだ

まざりたくもない

まざっても意味がない

ならいっそ雨よ降り続けてくれ

 

そして季節に置いてけぼりにされて

また秋雨で

 

自分は今年も頑張れなかったなあ と敗北するのでした

 

 

 

もうじき梅雨

終わっちゃうんだなぁ

もうずっと梅雨でもいいんだけどな

ずっと「さぁここから」であって欲しいんだよな

 

 

 

 

終わり

ああ無情にも終わり

 

 

 

 

 

 

自分がまっとうな人間になった時

こんな気持ちも失うのだろうかと考えると少しさびしい